Dr.ミュウの木曜日歯科教室⑤ プラスな洗口液

乾燥に注意

3月スタートしましたが、曇り・雨が続いて気温がぐっと低い日が続いていますね。
Dr.ミュウです。
寒さ対策のため部屋を締め切り、暖房を付けていると乾燥しやすくなるため気をつけたいですね。当院では常に3台の加湿器がフル稼働して、お待ちしております。

効率の良い洗口液

口が乾燥すると普段以上に診療台に備え付けているコップでうがいをされる頻度も上がる場面をよく目にします。
うがいをすることでよく耳にする質問

「洗口液剤はどれが良いのか?」

洗口液にはプラークの生育を抑える効果があり、ブラッシング後の使用によって効果が期待されます。市販の洗口液には、有効成分として殺菌剤が入っているもの(医薬品医療器機等法上の分類で「医薬部外品」)と入っていないもの(同法上の分類で「化粧品」)があります。それらの殺菌剤には+(プラス)に電荷した塩化セチルピリジニウム(CPC)、電荷を帯びていないエッセンシャルオイルやイソプロピルメチルフェノール(IPMP)が使用されています。歯科医院専売の洗口液には、欧米の臨床研究でプラーク付着抑制効果が高いグルコン酸クロルヘキシジン(CHG)入りのものがあります(副作用を防止するため、日本国内で販売されているものはCHGの濃度は低い)。
CPCやエッセンシャルオイル入りの洗口液はプラーク付着・歯肉炎の抑制効果が報告されています。IPMP入りの洗口液もプラークの生育抑制効果が高いと報告されています。
つまり「医薬部外品」の洗口液はより歯周病予防に適していると言えます。

ただし歯磨剤を使用した直後にCPC入りの洗口液を使用すると歯磨剤の成分の影響で洗口液の殺菌効果を弱める可能性(歯磨剤がマイナスに電荷しているため)が指摘されているため、歯磨き粉を使用した後は「水でしっかりうがいをして」歯磨剤を洗い落としてから、CPC入りの洗口液を使用することをおススメします。

コーヒーブレイク

さてさて3月に入っても入学試験が続きますね。
頑張るあまり、歯を喰いしばって、顎がだるくなっていることはありませんか?
動物にとって噛むという行動は、攻撃性の表現である。一般的に動物は、敵に遭遇するという最大の不安ストレスに対して攻撃的に噛むという行動を発現し、ストレスを発散している。実験的に動物にストレスを与えた際、脳内の神経伝達物質の上昇および胃潰瘍形成、血中コルチゾ―ルの上昇、免疫力の低下、空間認知能の低下などの全身的な異常反応が惹起されるが、これらがブラキシズムによって抑制されることが報告されている。

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